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木馬亭 撮影隊だより 回顧録 Vol.1

撮影隊だより 回顧録

 

木馬亭 撮影隊だより Vol.1

【4月撮影 晴美×豊子 大御所競演】

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 皆さま、このたびは「浪曲×Tファン」メールマガジンの配信をお申込みいただき誠にありがとうございます。記念すべき第1号をお送りいたします。今回は4月5日(木)に浅草 木馬亭で行われました『体感!木馬亭』の撮影報告をお送りいたします。
 

 今年は3月中に桜が満開になり早々に散ってしまいましたね、お花見は楽しめましたか?そして初夏のような好天が続き、この日も平日ながら浅草は朝から多くの観光客で賑わっておりました。
さて、撮影隊の会場入りはいつも通り午前10時。木馬亭の開場は開演1時間前の11時15分ですから、それまでに撮影準備を完了していなければなりません。慣れた作業とはいえ、3人がかりで準備完了させるのに約1時間、黙々と作業を進めて何とか開場に間に合わせることができました。

 

 

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 本日のトップは、富士路子師匠のお弟子さんで富士実子さん。全身で浪曲を謳い上げる迫力満点の熱演です。思わずがんばれ〜!と声援を送りたくなりました。出し物は「吉良の仁吉 前半」、曲師は馬越ノリ子さん。



 続いて東家浦太郎師匠のお弟子さんで東家孝太郎さん、イケメン男性浪曲師さんです。ほれぼれするいい声ですね。今後の活躍が大いに楽しみです。本日は落語演目の「あたま山」曲師は新進気鋭の沢村美舟さん。初共演だそうですよ。



 

 お次はいつも笑顔の素敵な花渡家ちとせさん。春らしい明るい衣装も素敵でした。千年も万年もずっと素敵な笑顔で浪曲を楽しませてくださいね。出し物は「秋色桜」、曲師は再び馬越ノリ子さんです。



 

 中入り前の演者さんを中トリといいますが、本日の中トリは大ベテランの国本晴美師匠。待ってました!の声援の中、たっぷりと晴美節を聴かせてくれました。演目は「中乗り新三」、曲師は沢村豊子師匠でした。浪曲ファン必見の大御所コンビですね。

 

 


〜〜〜 お中入り 〜〜〜

 

 

 中入り後のトップは日本浪曲協会理事で、この「浪曲×Tファン」をご担当されている東家若燕さん。本題に入る前に、このサイトを持ち前の美声でたっぷりと宣伝していただきました。「侍子守唄」、曲師は佐藤貴美江さん。


 


 続いては講談です。定席木馬亭では浪曲の中に毎日講釈師の方が1席入ります。残念ながら『体感!木馬亭』では講談はご覧いただけません。ぜひ木馬亭でお楽しみただければと思います。

 

 いよいよ午後3時を回り撮影も佳境に入ってきました。ご登壇は今年芸能生活50周年をお迎えになる天中軒雲月師匠。万雷の拍手と歓声に迎えられての登場です。これぞ浪曲!撮影しながら雲月師匠の節・啖呵にしびれる感覚を満喫いたしました。出し物は「徳川家康 人質から成長まで」、曲師は沢村豊子師匠でした。


 さて、本日の最終口演はご存知、東家浦太郎師匠。まさに円熟の芸といえる味わい深い浪曲を楽しませてくれました。いつももっと聴いていたい!と感じさせる浦太郎師匠です。出し物は「五郎蔵と初五郎」、東家一太郎さんの三味線でした。


 

 


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 木馬亭定席は4時過ぎに終演。お客様がすべてお帰りになった後、舞台では国本はる乃さんが沢村豊子師匠の三味線でお稽古。相変わらず素晴らしい声量と美声。それを横目に急ぎ撤収。30分で完了しました。
「お疲れ様でした!」撮影隊はまだ明るい浅草の街に消えて行くのでした。

◆次回予告
 5月の『体感!木馬亭』撮影は5月5日(土/祝)を予定しています。この日はゴールデンウィーク特別企画公演で「甚五郎と名工」と題され、口演される演目は左甚五郎はじめ伝説の名工を題材にした作品の特集。トリは澤 孝子師匠、曲師は佐藤貴美江さん、演目は「竹の水仙」。
沢山のご来場をお待ちしています!もちろん『体感!木馬亭』も乞うご期待です!

 

※この記事は、2018年 4月18日のメールマガジンに一部加筆し再掲載しております。